
学名 hymenocera picta
分類 テナガエビ上科フリソデエビ科フリソデエビ属
撮影 沖縄本島
名前の由来は見たまんまかな?ハーレクイーン(道化師)16~18世紀のイタリアの即興喜劇に登場する道化役の一つから名前が来ているようですね?日本では着物の振袖が名前の由来になっていてフリソデのような特徴的なハサミをもったエビです。性格は獰猛?で大きなヒトデをチョッキチョッキンと切り刻んで食べてしまいます。噂では食べてるヒトデによって若干色に変化があるとかないとか?どうなんでしょうね?

学名 Paguritta harimsi
分類 ホンヤドカリ科
撮影地 慶良間諸島チービシ
ヤドカリと言えば宿借りと言う事で良い?と思うのですが、一般的には色んな種類の貝殻を借り身を守って生活しているイメージです。ここで御紹介しているカンザシヤドカリはその名の通りイバラカンザシの穴に住んでいる貝殻を担がないタイプのヤドカリでヤドカリの仲間としては非常にユニークな種類だと思います。
ちなみにイバラカンザしは可愛らしいイメージに反してゴカイの仲間です。ヤドカリは体のサイズが大きくなるにしたがってサイズにあった貝殻に移って行きますがカンザシヤドカリはどうするんでしょうね?そんなに大きい個体は見たことがないので元々そんなに大きくならないイバラカンザシサイズのヤドカリなのかな?間違って大きな穴に住んじゃって大きく育ってしまったカンザシヤドカリに出会う日もあるのだろうか?
学名 Amphiprion frenatus Brevoort, 1856
分類 スズキ目スズメダイ科クマノミ属
撮影地 慶良間諸島チービシ
トマトの名を冠する可愛らしい魚です。よく「イチハマニクマサンカクレ?」と?誰が考えたのか存じませんがクマノミの覚え方のイチハマくんです。ん?ハマクマノミだけでも一本線から4本線まであると言うのに?ハマクマノミは一本線と言う固定観念はこの歌から来たものだと思うんですよね?
個人的には一番好きなクマノミで撮影していて一番楽しいと思うのです。マクロも良し、ワイドも良し。文句なしの可愛らしいやつなのですが?意外とその性格は攻撃的。水中で耳を凝らしてみると?巣に近づく者に対し歯をガチガチ鳴らして威嚇音を発します。それがクマノミにとっては超巨大なダイバーであっても同じで、あまり調子にって近づきすぎると噛みついてきます。私も撮影中に唇を噛みちぎられてしまった苦い経験のある魚でもあります。
学名 Amphiprion frenatus Brevoort, 1856
分類 スズキ目スズメダイ科クマノミ属
撮影地 沖縄本島
6種類いるクマノミの中では残念ながら?不人気説をよく耳にするハマクマノミです。サイズも大きいし攻撃的な性格でダイバーにも噛み付いてくる気性の荒さが災いしているのか?しかし個人的にはクマノミの中では一番好きな種で特に小さい頃この写真ではわかりづらいのですが体の線が4本あったり成長するにしたがって線の数が減ってくるのでその段階を撮影してコレクションしてみたりと思いのほか楽しいクマノミです。潜っているとすぐ目に付くクマノミですが「クマノミなんか飽きた~」とか言わずにもう少し興味を持ってみれば新しいクマノミワールドが広がってくると思いますよ?
上記の写真は体側に2本線がある個体です。
成魚です。↓
Amphiprion perideraion
分類 スズキ目スズメダイ科クマノミ属
撮影地 慶良間諸島チービシ
普通のクマノミの次によく見られるハナビラクマノミです。パッと見綺麗なのですが撮影してみると目が小さくて華やかさにかけるなぁ~と感じてしまうやや残念なクマノミですが英名の通り綺麗に撮るとピンク色に撮れるクマノミです。小さい個体を探して撮ってみると?良いかもしれませんね?
学名 Periclimenes imperator
分類 コエビ下目テナガエビ上科テナガエビ科ホンカクレエビ属
撮影地 沖縄本島 OLYMPUS xz-1
名前からしてウミウシに付いているエビなのかな?と、思うのですが私自身ウミウシに付いている姿を見たことがありません。多くの場合バイカナマコにペアで付いています。ウルトラマンカクレエビと言われていた時期もあったのですがロボコンと同じで、最近は誰も口にしていないのでジェネレーションギャップを感じると共に空気を読んで使っていません。これも時代の流れですね・・・。なにげに色のバリーエーションが豊富でケラマで見かける個体はもう少し青みが強いような?違う色の個体の撮影に成功したら又ご紹介したいと思います。