コブシメ Broadclub cuttlefish

Sepia latimanus

コウイカ目 コウイカ科

ダイビングで見かけるイカの仲間では大型で、大きい個体では50センチ程になるようです。

コブシメはダイビング中に観察しやすいイカとしても知られていますが一説ではその短い寿命の為にダイバーにかまってはいられないからと言われています。コブシメに限った事ではなくイカの仲間のほとんどは産卵を終えたら死んでしまうのでその寿命は1年から1年半と言われています。

ピンポン玉サイズのコブシメの卵。一度に100~200の卵を産むそうです。

交尾時期に見られるコブシメの行動はダイバーには最も人気で、体の半分で色を分けメス側はアピール色、オス側やダイバー側は威嚇色、つまり敵を威嚇しながらもメスへのアピールは忘れないとてもジェントルマンな生物でもあるのです。

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色が変化する事で知られているイカの仲間ですが、色んな色彩が楽しめるのも人気の理由の一つである事は間違いありません。

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ヒメゴンベ Coral hawkfish

Cirrhitichthys oxycephalus (Bleeker, 1855)

ミナミゴンベに似ていますが、尾鰭に斑点がある事でヒメゴンベと判断して良いと思います。ミナミゴンベの尾鰭には斑点がありません。

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カミソリウオ Ghost pipefish

Solenostomus cyanopterus Bleeker, 1854

ガイドさんによって呼び名が違ったりします。カミソリウオ、フウライウオ、ンコギリフウライウオなど、昔は色々な呼び名で呼ばれていた事に由来しますが今現在はカミソリウオに統一されているようですね?

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サンゴガニ coral crab

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Trapezia cymodoce

少々見にくい所からこんにちわしているのはいわゆるサンゴガニ。薄い紫色の身体にオレンジ色のハサミ。とても綺麗なカラーリングのサンゴガニです。

ガッツリ出て来るところを撮りたいものですね。

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クロオビマツカサ Shoulderbar soldierfish

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Myripristis kuntee

正直な所面倒くさいので私は単純にアカマツカサとクロオビマツカサの二種に分けて考えています。ど真ん中に写っているのがクロオビマツカサ、右上に映っているのはアカマツカサ。その違いは・・・面倒くさい・・・。黒帯が上に行くほど尖っていくのがアカマツカサ。対して帯の太さが変わらないのがクロオビマツカサ。口がウケグチで下あごが飛び出しているのがアカマツカサ。対してあまり下あごが飛び出していないのがクロオビマツカサ。

あ~面倒くさい。なぜ一緒にいる?

アカマツカサ ↓ 少し赤みが薄い気がします。

では、アカマツカサ、クロオビマツカサクイズ。↓ どうぞお楽しみください。

ちなみに?マツカサの種類は、

アカマツカサ

クロオビマツカサ

ウロコマツカサ

ヨゴレマツカサ

ナミマツカサ

などがいます。

クロオビマツカサ以外は基本的に黒帯の上部がとんがってるかな???

リュウキュウハタンポ Dusky sweeper 沖縄dive

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Pempheris adusta Bleeker, 1877

リュウキュウハタンポとよく間違えられてしまうミナミハタンポの陰にひっそりといたりするリュウキュウハタンポくんです。ミナミハタンポよりは少しサイズが大きく色もカラフルな気がします。違いとして特徴的なのは胸鰭付け根の黒点でしょうか。