ヒロオウミヘビ #Banded_sea_snake #Blue_lipped_sea_krait 沖縄 ファンダイビング

ヒロオウミヘビ1

学名 Laticauda laticaudata (Linnaeus, 1758)
分類 爬虫綱 有鱗目 ヘビ亜目 コブラ科 ウミヘビ亜科 エラブウミヘビ属

撮影地 慶良間諸島 座間味島 OlympusPL-2

何故?よりにもよってコブラ科の蛇が海に住み着いちゃったかね?ヒロオオウミヘビはダイビング中に見かけるマダラ模様の海蛇の中ではハッキリした色で黒と青のコントラストがとても綺麗です。この種は陸上にも上がっていく種なので岩穴などでも見かけられています。アオマダラウミヘビとよく見ていますがぱっと見では青と黒の線の幅が逆なので見分けやすいと思います。アオマダラウミヘビは青い線の方が太く見えます。

アカテンイロウミウシ 沖縄 ファンダイビング

アカテンイロウミウシ1a

学名 Ardeadoris cruenta (Rudman, 1986)
分類 裸鰓目 ドーリス亜目 ドーリス下目 イロウミウシ上科 イロウミウシ科 メレンゲウミウシ属

撮影地 慶良間諸島チービシ OLYMPUSxz-1 k-suke

潮通しの良い場所で比較的浅い水深でよく観察できます。

イシガキカエルウオ 幼魚 #White_potted_olive_blenny 沖縄 ファンダイビング

イシガキカエルウオ2a

学名 Ecsenius yaeyamaensis
分類 スズキ目 イソギンポ科 ニラミギンポ属

撮影地 沖縄本島 OlympusPL-2

小さいカエルウオは目のバランスが大きくてとてもフォトジェニックです。イシガキカエルウオは少し下から撮ると笑ってるように見えることからこの構図が大人気のようです?

#ハナミノカサゴyg #Red_lionfish 沖縄 ファンダイビング

ハナミノカサゴ1a

学名 Pterois volitans
分類 スズキ目 カサゴ亜目 フサカサゴ科 ミノカサゴ亜科 ミノカサゴ属

撮影地 沖縄本島 OlympusPL-2

幼魚と言うには少し成長していますが成魚と呼ぶにはまだ小さい、それぐらいのハナミノカサゴが大好物(食べる訳ではありません)の船長です。特に黒い個体となれば言う事なし。可愛いです。

「沖縄ではハナミノカサゴを多く見かける」と、何度か耳にしたことがあるのですが?元々伊豆でガイドをしていた船長的には伊豆で出会うのもほとんどハナミノカサゴです。むしろミノカサゴにはめったに会えないような?体側に斑点がある事と尾びれにゴマ模様?がハナミノカサゴの特徴です。ミノカサゴの尾びれは白色透明で模様はありません。

ミノカサゴの仲間は背びれに猛毒を持つ事は一般的にも広く知られています。どのように刺してくるかはあまり知られていませんが?標的が近づくとエビが瞬間的に後ろに移動するように、瞬間的に背中向けに跳ねるように思いっきり刺してきます。団扇のように広く大きな胸鰭はその時の攻撃に特化した形とも言えるので不用意に近づかないようにして下さいね。

クビアカハゼ #Gorgeous_prawn_goby #Burgundy_Shrimp_Goby 沖縄 ファンダイビング

クビアカハゼ1a

学名 Amblyeleotris wheeleri (Polunin & Lubbock, 1977)
分類 スズキ目 ハゼ科 ダテハゼ属

撮影地 沖縄本島 OlympusPL-2

よく見かけるハゼで一見地味なので通り過ぎがちですが、非常に色彩が豊富で美しいハゼです。通り過ぎるのはもったいない被写体です。光をしっかり当てて撮影すると新たな一面を見せてくれます。キラキラしてますよね~?

アカククリ Dusky batfish 沖縄dive

アカククリ1

学名 Platax pinnatus
分類 スズキ目マンジュウダイ科ツバメウオ属
撮影地 沖縄本島ビーチ OlympusPL-2

名前の由来は「赤い縁取りがあるからアカククリ」と紹介されている魚ですが、僕には赤く見えません。目が悪いからでしょうか???黄色とかオレンジ色に見えます。魚の名称の多くは釣り人が名付けているので釣られて死んだ状態が赤いのかな?と思い検索してみましたがそうでもない気がします。何故?アカククリなんでしょうね?

フタスジタマガシラ 幼魚 Two_lined_monocle_bream

フタスジタマガシラ1a

学名 Scolopsis bilineata (Bloch, 1793)
分類 スズキ目 イトヨリダイ科 ヨコシマタマガシラ属

撮影地 慶良間諸島チービシ OlympusPL-2

初めて成魚を見た時には騙されました。これは視力の低い人ならでは勘違いかもしれませんが頭の模様で一匹の魚に見えるので、そのサイズかと思っていたら?想定外に大きかったと言うオチです。砂の上に確率高くホバリングしている事もあり背景に溶け込んで小さな魚に見えました。この勘違いをするダイバーはゲストにも多く、実はそういう擬態?なのではないかと密かに思い込んでいる船長です。今度は成魚も撮ってこようと思います。

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#キンセンイシモチyg #Southern_orange_lined_cardinal_fish 沖縄 ファンダイビング

キンセンイシモチ1a

学名 Apogon properuptus (Whitley, 1964)
分類 スズキ目 テンジクダイ科 テンジクダイ属

撮影地 沖縄本島 OlympusPL-2

生魚は金色に近い色ですが幼魚はスケスケ透明です。僕の持ってる図鑑ではVarとして紹介されているのですが最近ではライン型とドット型の2種に分けられているようで撮影した個体はライン型のようです。今度はドット型を探してみることにします。沢山いるキンセンイシモチですが?そんな所に興味を持ってみると面白いかもしれませんよ?探す楽しみ、観察する楽しみ、撮る楽しみがそそられる魚ですね?

キリンミノ Zebra lionfish

学名 Dendrochirus zebra(Cuvier,1829)
分類 スズキ目 フサカサゴ科 ヒメヤマノカミ属

撮影地 沖縄本島ビーチ OlympusPL-2

丸っこいうちわのような胸鰭が特徴的な魚です。目も大きくフォトジェニックなのですが、どうしても気になるのが大きな胸びれの形。どう見ても速く泳ぐ事はキャンセルされている大きな胸ビレ。ぐるっとまあるく下まで繋がってるんですよね?この魚となら泳いでも勝てる気がする。

ただし、この団扇のような大きな鰭は獲物をしとめる事に特化した瞬発力を生むために欠かせない装備。一瞬で獲物を捕食する姿は、のんびり優雅な感じからは想像できない程に素早い。

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イイジマウミヘビ #Iijima_sea_snake 沖縄 ファンダイビング

イイジマウミヘビ1a

学名 Emydocephalus ijimae Stejneger, 1898
分類 イイジマウミヘビヘビ亜目 コブラ科 カメガシラウミヘビ属

撮影地 沖縄本島 OlympusPL-2

一般的によく見られるウミヘビだと思いますがこれでもコブラ科です。ウミヘビの中でもコブラ科のものは進化論に逆向して陸から海に戻ったユニークな種であることでも知られています。上向きの鼻の穴が特徴的。最近では食生活的に無毒化されていると言う説もありますがコブラ科なので強い神経毒を持っている可能性は否定できない為、急いで病院に行ったほうが賢明ではないかと?蛋白毒と比べ神経毒は痛みが弱いため噛まれても気にせず放置して数時間後に死亡するという事故例もあるので近寄らない方がいいでしょう。

無毒化について。 Wikiより本種は魚卵を主食としているため、生きた動物を捕食することはない。そのため、毒牙や毒腺は退化し、唾液もほぼ無毒化されているという。但し、ウミヘビには似た形態の種が多く、猛毒の他のウミヘビ類との判別は慣れた人でないと難しいので、種の判別に自信がないなら、触らない方が良い。