スズキ目 ハタ科 バラハタ属
沖縄では高級魚として人気が高いアカジン(スジアラ)と似ている為に、同じく高級魚アカジンとして食されることが多いバラハタです。ただし大きな個体ではシガテラ中毒の危険性が高く通常では食用とされないので注意が必要。毒性が高い個体は黒みがかっていると言う話も科学的な根拠は無いので口に入れないのが無難です。
アカジンとは、沖縄の方言で赤い服と言う意味があり、ハタ科の赤い魚はまとめてアカジンと呼ばれる事も多いように思います。
学名 Pseudanthias pleurotaenia
英名 Square spot fairy basslet
分類 スズキ目 ハタ科 ナガハナダイ属
撮影地 慶良間諸島チービシ OlympusPL-2
深場のアイドルと言えばスミレナガハナダイですが?菫色をしていないこの個体は雌のスミレナガハナダイです。産卵期には少し浅い水深に上がってきて群れを成すので撮影したいと思っているのですが、中々タイミングが合う事はありませんね~。
学名 Pseudanthias pascalus (Jordan & Tanaka, 1927)
分類 スズキ目 ハタ科 ナガハナダイ属
撮影地 慶良間諸島チービシ OlympusPL-2
この季節ドロップ沿いの暗がりを丁寧に見てみると出会いのあるハナゴイの幼魚達です。頭の上に妙な模様がありますが?実は大人もあるのかな?
学名 Epinephelus merra Bloch, 1793
分類 スズキ目 ハタ科 マハタ属
撮影地 慶良間諸島チービシ OlympusPL-2
ゲストから最も多くヒョウ柄の魚がいたとログタイムで聞かれるカンモンハタです。英名ではヒョウ柄ではなくハチの巣模様と名称付けられています。普段泳いでいる時はヒョウ柄でギャルや関西のおばちゃんに大人気のカンモンハタですが?じっといるトコに近づいてみると?こんな色に?まだら模様が濃くなると言うか部分的なコントラストが強くなると言うか?もしかすると威嚇色かな?少なくとも僕に対しての威嚇は成功、一枚撮って逃げました。
普段はこんな色のカンモンハタ。沖縄県ではイシミーバイと呼ばれています。
こちらは休んでいる時の色。
学名 Epinephelus polyphekadion (Bleeker, 1849)
英名 Camouflage grouper
分類 スズキ目 ハタ科 マハタ属
撮影地 沖縄本島 OlympusPL-2
尾びれの付け根上部の大きめの黒点で見分ける事が出来ると思います。じっと穴の奥に潜んでいることの多いハタの仲間ですが巨大になるとそのへんにデンといたりもします。大きくなると一度に摂取する酸素の量も多いようで狭い穴の中では酸素濃度が落ちて息苦しくなってくるとかなんとか?だから大きなハタは酸素濃度が下がらない外でのんびりしたくなるんでしょうね?一般的にみられるハタよりは少し大きめのマダラハタですが割合浅い所の穴に入っていることが多くダイバーとの出会いが多いハタでもあります。大きいものでは50センチを超えてくるのでなかなか見ごたえがありますが、性格的には臆病でゆっくり近寄って言ってもさっと逃げてしまいます。遠目で発見したら迷わずズームインで一枚は押さえておきましょう。
学名 Epinephelus merra Bloch, 1793
分類 スズキ目 ハタ科 マハタ属
撮影地 慶良間諸島チービシ
ダイビングで「ヒョウ柄の魚がいたんですけど?なんですか!?」と聞いてくるゲストの方が後を絶たない魚です。成魚は一般的にどこでも見れるのですが、幼魚にはなかなか出会いません。今日潜っていると?ふとしたことから出会いがあり撮ってみました。半透明の胸鰭にドット柄がオドリハゼに似ていてとても綺麗・・・どこにでもいる魚ではありますが幼魚を見てしまうとハマること間違いなしです。カワイイんです。
学名 Pseudanthias nobilis (Franz, 1910)
分類 スズキ目 ハタ科 ナガハナダイ属
撮影地 慶良間諸島チービシ
やっぱり金魚っぽいらこの名前がついたのかな?英名でもgoldfish(金魚)と和名と同じ意味合いの名前です。成魚になっても雌は見た目がほとんど変わりません。カワイイハナダイの仲間達で非常にフォトジェニックな種です。撮影してみると?やはり目のバランスが大きくなる小さいサイズがカワイイかなぁ。
学名 Pseudanthias fasciatus (Kamohara, 1955)
英名 One stripe anthias
分類 スズキ目 ハタ科 ナガハナダイ属
撮影地 沖縄本島 OLYMPUSxz-1 K-Ikeda
沖縄では珍しい様に思います。イトヒキコハクハナダイとよくにています。
学名 Cephalopholis miniata
英名 Blue spotted rockcod
分類 スズキ目 ハタ科 ユカタハタ属
撮影地 座間味島 OLYMPUSxz-1 K-Ikeda
赤い体に青い斑点本当にキレイな魚で好きな魚の1つで大人になるにつれて青みが強くなるそうです。なにげにミカヅキコモンエビとのコラボレーションがムネアツな一枚です。
学名 Cephalopholis urodeta (Forster, 1801)
分類 スズキ目 – ハタ科 – ユカタハタ属
撮影地 慶良間諸島チービシ OLYMPUSxz-1
沢山写っていますが赤い魚が本日ご紹介のニジハタくんです。浅場にいる事の多いハタです。全身が赤い個体も確認されているようですね?尾鰭に2本の白線が入ってるのがハタの中でも特徴的です。