Sepia latimanus
コウイカ目 コウイカ科
ダイビングで見かけるイカの仲間では大型で、大きい個体では50センチ程になるようです。
コブシメはダイビング中に観察しやすいイカとしても知られていますが一説ではその短い寿命の為にダイバーにかまってはいられないからと言われています。コブシメに限った事ではなくイカの仲間のほとんどは産卵を終えたら死んでしまうのでその寿命は1年から1年半と言われています。
ピンポン玉サイズのコブシメの卵。一度に100~200の卵を産むそうです。
交尾時期に見られるコブシメの行動はダイバーには最も人気で、体の半分で色を分けメス側はアピール色、オス側やダイバー側は威嚇色、つまり敵を威嚇しながらもメスへのアピールは忘れないとてもジェントルマンな生物でもあるのです。
色が変化する事で知られているイカの仲間ですが、色んな色彩が楽しめるのも人気の理由の一つである事は間違いありません。